不動産の種類別の注意点

 

不動産を安く売却してしまわないためには、どのようなことに気を付ければ良いのでしょうか?

ここでは、安く売却してしまう危険を回避するための不動産の種類ごとの注意点をご説明します。

一口に不動産と言っても、マンション・土地・戸建てでは、特徴が大きく異なり、適切な販売方法も違っています。不動産の種類ごとに、それぞれの注意点を見ていきましょう。

​​マンションを売却する時の注意点

 

マンションは、構造的な心配や権利的な問題が少なく、比較できる物件も多いことから、購入希望者にとっては特に検討がしやすい不動産です。


したがって、内装を中心に魅力を高めるとともに、情報公開を徹底して不動産業者からの顧客紹介をしっかり引き出せば、本来の価値できちんと売却できる可能性が高いと言えます。


​しかし、現実には、魅力を高める商品化が不十分なケースがほとんどです。別の項目に書きましたが、魅力不足で販売が順調に進まないことは、仲介会社にとっては困ることではなく、むしろ買取へ進めやすくなって良い、という面があります。


​買い手目線で、魅力的に見えるかどうかを、担当者任せにせずに、しっかり確認しながら売却を進めると良いでしょう。

土地を売却する時の注意点​

 

土地は、買い手から見ると、購入後のイメージを作ることが難しい不動産です。そのため、目に見えない権利等の部分と見た目の両方の整備をそれぞれきちんと行わないと、十分な価値で売却することができません。


隣地との境界の整備(測量・塀や樹木などの越境物等)とともに建物の解体・草木の除去などをしっかり行うことで、価値が飛躍的に向上します。居住中で建物の解体を行えない時は、その状態でも買い手が購入後をイメージできるような配慮が必要です。


多くの場合、準備には2〜3ヶ月の期間が必要ですし、建築する建物についても考慮することから買い手の検討期間も長くなりますから、売却には早めに着手する必要があります。​


準備不足のまま販売活動に入ってしまい、上手く売却できず、結果として不動産会社に安く買い取られてしまうケースがかなり多くあります。

戸建を売却する時の注意点

 

戸建ては、建物の商品化とともに敷地の商品化も必要であるため、商品化に最も手間がかかり難易度も高い不動産です。


​マンションと同様に、買い手は基本的には建物を中心に見て購入を検討していきます。土地と異なり、建物がありますから、イメージを持つことは比較的容易です。

 

しかし、構造部分や敷地境界・越境など、見えにくいところの整備の手を抜いてしまうと、売買契約の直前で、そのことがネックになって売却に失敗してしまいます。


そのため、内装部分の魅力を高めるとともに、外装・構造の問題点の洗い出し、敷地の整備を全て行います。ここでは、全ての問題を解消する必要はなく、問題があるかどうかを明確にできれば大丈夫です。


買い手から見ると、戸建ての購入は、敷地を含めたその戸建ての持つ問題全てを合わせて引き受けることです。問題があるかどうか分からないものは心配で買えませんし、買うかどうか分からないものにたくさんの手間やお金を使って調べることもできません。


良い条件で売却をするためには、この点をしっかり理解しておく必要があります。

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